サク日記

雑に更新

Choice Scarf

みんな大好き拘りスカーフについてのお話

スカーフ持ちの一番の役割って特定のポケモンに対する奇襲だと思うんだけどダイマックスのせいでそれが厳しくなってますよねー

まあ誰でも分かると思うけど上から一撃で落とせる対面も耐久が倍になったらそりゃ大抵は落とせんくなるし返しで落とされて上手く機能しないやんね

ヒヒダルマレベルの火力でもダイマサザンを落とせないしウオノラゴンが弱点ついてやっと対面によっては落とせるぐらいだから奇襲はかなーり厳しい


じゃあスカーフ持ちは弱いかと言うとそうでもなくて少なくとも環境的に恩恵を受けてる点が3つある

1つ目はダイマックス前提のポケモンが環境に登場してきたこと

これはどういうことかと言うとダイマックスに性能のほとんどを依存してるとダイマックス無しだったら耐久ぺらぺら火力ないから上から2発で殴り勝てるみたいな展開が多くなったよねーってこと

例えばガマゲロゲ

ダイマックスしたらめっちゃ強いけどダイマックスのないすいすいガマゲロゲって臆病サザンの悪波で中乱2発で飛ばされる割には大した打点もなくサザンを確定3発で落とせるかも怪しい

アイアントとかも火力はダイマックス無しでも十分あるけど特殊耐久に関しては臆病サザンの悪波で30%ぐらいで落ちるし球ダメとか入ったら簡単に縛られるからその時点で一匹もう縛ってるし一貫を作るのが楽になってるのがgood

なんか微妙な例だけど控えめだったら確実に飛ばされてるって考えると一貫作るのめっちゃ楽だって感じると思う


恩恵2つ目は守るの採用価値が落ちたこと

これは考えればすぐにわかるけどほとんどのポケモンがダイウォールって言う超万能守るを無理なく採用できるんだから余ったスペースに技を見る目的で守るを採用しました!ってことは明らかに減ったよね~ってこと

逆にダイマックスを効果的に使わせないって目的で守るを採用することがちらほら出てきたけどせいぜいギルガルドのキングシールドかカビゴンヌオーの守るかドヒドイデのトーチカぐらいだしギルガルド以外は「高火力での不意の崩しを避ける」って目的で守るを採用してるからそもそもスカーフ持ちが機能することが少ない受け思考の構築での採用が主だしあんまり重いデメリットになるとは僕は思ってないです

簡単に言えば守る持ってるポケモンの大半は鉢巻とか眼鏡のケアをしてるわけでスカーフをケアが目的で守るを採用するメリットが他の技よりあるかと言われたらそうでもないってことです(さっき話したけどダイマックスが自然とケアになるケースが多いからね)

守るはダイマックスしてもほぼ同じ効果の守るにしかならないけど攻撃技の追加効果はそれぞれ強力だから技範囲を広げたいってのも守るのバリューが下がったことに繋がると思う


3つ目は一番大事なことだけど相手のダイマックスで奇襲をケアされるってことは逆に言えば相手にダイマックスを切らせやすいってこと

ダイマックスさえ切らせたらスカーフ持ちの押し付けは有効に働くしこっちのダイマックスを通すのにも役立つから重要

ただしダイマックスポケモンと対面する→スカーフ持ちを残すには裏でダイマックス技を受ける必要があるのでそれなりにタイプ相性で受けたり数値で受けることが求められるから構築難易度が高くなる

あとはダイマックスを切られる前提で動こうとすると切られなかったらかなりのディスアドになることが多いから気を付けないといけない

だから7世代だと奇襲が重要だったから見えないスカーフ持ちが強かったけど逆に8世代は目に見えたスカーフ持ちで相手に圧力をかける方が強いと思う

その上でダイマックスを切られたときにスカーフ持ちを残す、ダイマックスを切られなくてもタイプで受ける選択肢を取れる蜻蛉返りやボルトチェンジを持ったスカーフ持ちはZ技を透かしつつ襷の線を潰したり削りを入れるために重要だった7世代同様評価が高い


まとめると

8世代のスカーフ持ちは奇襲は難しいけど相手への圧力として見たら強いし中間択になりやすいとんぼるを絡めつつ相手のダイマックスを先に切らせて一貫を作ることを意識しよう!ってことでした

おわり