配分比率
自分で組む構築を人と差別化することで自分の強みを活かしてると思ってるのは間違いですよってお話
自分に最適な構築ってなんなのか考える時に僕はその人に合った配分比率を見つけることがその答えに繋がるのかなって思う
分かりやすく例えれば努力値みたいなもん
強い人の構築を使っても勝てない人が大半
それは何でかって言うと強い構築なんじゃなくて作成者に馴染む構築だから
受けを意識したサイクルが作成者が一番上手く動かせるから軸として、構築に求める要素の中で受けの要素に多く配分した構築になった
この場合当然思考が受けに寄った人はその強みを活かしやすいし攻めの思考の人は構築に対する理解度が低くなりがち
逆に攻め思考の人は構築全体から見て攻めの要素を多く配分することで自分に合った構築に仕上がってくる
結局はこれの調整が構築作りなんだと思う
配分要素は攻め/受け/対面/サイクル/特殊ギミック/展開阻害/切り返し/崩しetc…
言っていけば切りがないこれらの要素を構築という枠組みの中にどう配分して自分に馴染む構築に仕上げれるかが構築の完成度そのもの
これらの要素の配分方法は選択するポケモンであったり型であったり技であったり様々な方法で細かく調整出来る
当然ながらその配分量には限界があるので完璧な構築など存在しない
強みを伸ばすのはもちろん重要だが苦手な部分の補強、相手から見えにくい要素の確保などやらなければならないことはいくらでもある
自分がどの要素を強く意識すれば勝てるようになるのかはとにかく潜って見つけるしかない
ポケモンの数値っていうのはその配分量を擬似的に増やすものになりうるので重視されやすい
だけど配分量が増えたって自分に必要な要素を満たせなかったら意味がない
そこら辺が強いポケモンを使っても誰もが勝てる訳じゃないって理由
自分の思考を元に構築作りやテコ入れをしていく考え方は自分に合った構築を作るために必須なことだと思う
強いポケモン、そのポケモンが活かせる強い型で固めた文字通り「強い構築」はシンプルな強さがあるが、多少そのポケモンを活かせずとも自分に馴染む構築になったならばその構築は「強い構築」にだって負けない可能性を秘めている
自分に合った緻密な配分比率を見つけ出していくのがとても難しいことなのは固定パで結果残せてる人がごく僅かだということからわかるだろう
だけどそれが自分に合った配分に近づけば近づくほど勝てるようになるし最適な配分比率を見つけるのがこのゲームの楽しいところだと思うので必ずやることを推奨したい
調整1つ、技1つの違いでその人と他の人との構築に感じる「使いやすさ」は僅かでも変わってくる
そういった緻密な調整を怠らず探求していくことが勝つための近道だってお話でした
おしまい